広島県スポーツ吹矢協会

私と吹矢

六段が語る「私とスポーツウエルネス吹矢」宇吹 悦子 2021年11月1日

東広島やよい支部 宇吹 悦子

 2009年太極拳の教室で、仲間が吹矢の実技を見せてくれました。その時に、 「吹矢を始めて、痩せた人がいるよ!」と言われ、 私はその言葉に、「そうか、 吹矢をするとダイエットできるかも?」と思い、その場で入会を申し込みました。(呉焼山支部)

 入会1か月後、第2回広島県大会(尾道)に出場しました。右も左もわからない ような時期にも関わらず、「優勝を目指すぞ!」と意気込んで参加しました。
 たった1か月の経験で優勝できるはずがなく、思い上がった気でいた自分を 恥ずかしく思いました。しかし、そこでやる気に火が付いて2つの目標を立てました。

目標1:参加可能な大会は全て参加する!
 大会は、県内、中四国、近畿、北陸、関東、山形、ハワイ等たくさん参加しました。
 大会では可能な限り懇親会にも参加しました。私は全くお酒が飲めませんが、 宴会の雰囲気が大好きです!! 「悦子さんは、ウーロン茶で酔える!」と よく笑われています。

 大会、懇親会に参加を重ねていくうちに、たくさんの吹矢友達が出来ました。 吹矢をしていなかったら、絶対に知り合えなかった方々と友達になれたのです。
今はコロナで会えないけど、以前のように大会が出来る様になったら皆さんと会いたいです。

目標2:最短で五段位を目指す!
 2級位から二段位までは順調に合格できました。ところが、三段位試験の時は 背中に鉄の棒が入ったかのようにカチカチに緊張してしまって、不合格。
四段位、五段位の時はなぜか落ち着けて合格できました。
五段位試験では、私の吹矢試験史上最高得点(194点)で合格できました。
今、振り返ってみると、五段位試験を目指していた頃は、本当によく練習をしていました。 毎朝、仕事の前に1時間半くらいはしていました。

長〜い長〜い道のりの六段位
 六段位は本当に遠かった!!
 五段位合格後、一次、二次の五段位維持試験は順調に合格し、 最初の六段位試験は、大阪で受験しました。
 前日の練習では、パーフェクトが複数回出て190点を超え、 意気揚々と試験会場に向かいましたが、合格できませんでした。
 以後、長〜い長〜い六段への道が続くことになります。

 年1回開催される六段位試験を受験するために、大阪、東京と毎年受験会場を変えて 挑戦し続けました。何回落ちたかも覚えていません。

 その間、Aライセンス試験も受験しました。これも複数回不合格に。 全て実技試験で合格点が取れませんでした。
 Aライセンス試験を受験する度に、規定集は本当によく読み込みました。 教育部推進委員に任命された時は、その学習が大いに役立ちました。

 Aライセンス、六段位試験ともに何回も不合格だったのに、 よくもあきらめず挑戦し続けたなと、当時を懐かしく思い出します。

■第三回高知県大会