私と吹矢
【私とスポーツ吹き矢】音戸清盛支部 2019年4月26日
私がスポーツ吹き矢を始めたきっかけは、呉市の広報誌でした。どんな物か興味が湧き、平成26年9月に入会、マイペースで実施していましたが、数年前に激しい腰痛で動けなくなり入院。そしてその後、早期の大腸ガンとなり手術をしました。病気は少しずつ良くなりましたが、折れた心はなかなか元には戻らず、吹き矢も休止していました。
そんなモヤモヤした気持ちの中、吹き矢に復帰し、フォームを見直し、呼吸に集中して、呼吸で不安を少しずつ消すことができ、仲間とのふれあいと励ましで自信を取り戻すことができました。
深い呼吸により自然治癒力が上がり、自律神経が整うと言われています。生きていればただ自然に、意識することなく呼吸していますが、吹き矢の腹式呼吸で内蔵を動かしトレーニングすることができるのか、体調が以前より良くなり、何事にも意欲的になりました。心身の健康を取り戻し、病気によって得た思いやりと感謝の心と、吹き矢によって得た様々な効果と喜びで、前向きに生涯スポーツとして吹き矢を続けていきたいと思っています。
毎日少しずつでも練習することの大切さ「継続は力なり」を実感し、まだ初段ですが上をめざして頑張ります。そしていつも私を温かく励ましてくれる仲間に感謝し、良い刺激を受けながら、吹き矢を楽しんでいます。
音戸清盛支部 有本恵美